原田尚美さん
女性初の南極観測隊長
どんな活動をして
なにをしに行くのか
見てみたいと思います。
プロフィール
本名:原田尚美(はらだ なおみ)
生年月日:1967年2月 出身:北海道帯広市 |
南極地域観測隊
1957年に
第1次南極地域観測隊を派遣
60年にわたり続く
日本国家プロジェクト
南極地域観測隊とは
南極にある観測基地の
昭和基地を中心に
南極地域での気象や大気
雪氷、地質、宇宙物理、
生物、海洋
などの観測を行うため
日本が南極に派遣する調査隊
だそうです。
日本の最大の功績は
南極上空の
オゾンホールの発見!
きっかけ
原田さんは
高校で特に科学の授業に興味をいだき
ご自分で参考書を買っては
独学で学び
のめり込んでいったようです。
地球科学という分野の
存在を知り
弘前大学の地球科学の研究室に
そして
名古屋大学の大学院に進み
海洋学の面白さを知ったそうです。
東京大学の
海洋研究所の白鳳丸に乗船
そこで
色んなサンプルを採取して
サンプルの貴重さに感動して
虜になっていったそうです。
しかも
まったく船酔いなどすることもなく
船に向いていると思ったそうです。
南極へ
内定を断って博士課程に進学
研究に取り組んでいるときに
指導教官のもとに
「観測隊のメンバーが
足りないから
誰か出してくれないか」
というオファーが届いた。
周りにいた男子学生は
全員が南極へ行くことを
拒んだそうです。
原田さんは
このチャンスを逃したら
南極に行く機会は永遠に来ない
何が何でも行きたいと思い
指導教官に直談判したそうです。
その時はまったく異なる
研究に取り組んいて
なおかつ
論文を完成させなければ
いけなかった。
指導教官に
「博士論文もちゃんと取り組みます
南極でサンプルを採取して
論文も書きます」
という約束をして
なんとか説得したそうです。
二つの論文を提出して
学位を取得できたそうです。
1991年初めての南極へ
すごいです
かなり大変だったかと
思います。
すばらしですね!
女性隊長
12月~3月「夏隊」
さらに1年残る「越冬隊」
原田さんは第66次隊の隊長
夏、越冬の隊長を兼務
昭和基地へは
オーストラリアから
「しらせ」に乗り
約1ヶ月かかるそうです。
風をさえぎる陸地がない
吠える40度
狂う50度
絶叫する60度
と言われ
緯度が上がるほど
海が荒れるそうです。
「しらせ」の自重で
氷を割りながら進み
1時間で1メートルも
進まないこともある
・船上で1日12時間の
観測やミーティング
・輸送や設営作業
「私は引っ張っていく
タイプではなく
支える調整型のリーダー何か起こればなるべく
小さいうちに芽を摘み
皆の仕事が
円滑に進むよう動く」「嫌われ役だからこそ
信頼関係が求められる」
南極ではふとしたことで
けがや死につながるため
なによりも心の安定が
重要だそうです。
過酷な環境の中で
心を乱さずに
平常心を保つのは
かなり大変そうです。
南極と北極の違い
ちなみに
南極と北極との違いは
南極
・地球の最南端 ・南極の方が寒い ・南極は大陸である ・動物 |
北極
・地球の最北端 ・北極の気温 ・北極は海の上の氷 ・動物 |
・南極点と北極点は
半年間太陽が当たり続け
残りの半年間は太陽は出ない
・南極が冬だと北極は夏
・南極には風の病原体がないため
どんなに寒くても風邪をひかない
・昭和基地の管理棟に
公衆電話があるそうです
1分740円だそうです。
地球の原初が詰まっている
唯一の場所なんですね
いや~すごい世界ですね
ありがとうございました。
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